7月に入り北海道も本格的に夏だ～って感じで毎日暑い・暑いと思いながら農作業をしています(;´･ω･)

6月末から無農薬栽培の田んぼの草取りに入り、ようやく本日終わり（無理やり終わらせた？）ました。

今年は妻の体調が悪く、春から休養中の為足の調子があまり良くない母親と２人で田んぼに入り草取りをしており、去年より草取り作業に時間がかかってしまいました。

↑草取り前の田んぼの状態です。

田植え後１週間してから、10日間隔ぐらいで除草機を入れていたのですがやはりこの時期になると草だらけですね(T_T)

↑草取り後の状態です。

田んぼの中で４つんばいになって稲の周りをかっちゃいて草取りをしています。

2a程の田んぼの草取りをするのに約５日間程かかってしまっていました。（その後他の田んぼは時間がかかり過ぎる為に酷いところだけをかっちゃくのと、大きな草を取るだけに変更しました）

無農薬栽培の何が大変かと言われるとやはりこの草取り作業です！！

これが無ければ無農薬栽培もだいぶ楽になるんですが(;´･ω･)

どうにかして草を抑える方法を取得しなければ！！

こうやって必死になって草取りをしていると、除草剤ってありがたいなとつくづく感じさせられてしまいます。

今我が家で無農薬栽培でお米作りしている田んぼが2haほどで残りの田んぼが減農薬栽培をしている田んぼなのですが、他の田んぼ全てが無農薬栽培だったとしたら・・・・・草取り間に合わない(-_-;)

SNSでよく反農薬（他に言い方が出て来ない）派の人と普通に農薬使って栽培されている方々の言い争い？的なのをよく目にして不快な思いをしますが

もし、今普通に手に入る作物が全て無農薬だったとしたらとんでもない高価な物として扱われることになってしまうのかなと・・・・・

除草剤・農薬という物が発明されたおかげで今の面積で作物を作れ、今の価格で消費者の方々にお届けすることが出来ているわけで

農薬等が無ければ作物の収量が落ちると同時に栽培出来る面積も減ってしまいます（無農薬栽培では手間暇がかかってしまうために大きく出来ない為）

今、こうやって手頃な値段で農作物等を購入出来ているのは安全性のある農薬があって作物を栽培出来ているからなんだよね～と必死こいて田んぼの草取りをしていて感じさせられました。

農薬＝悪だと思っている方々にお伝えしたいことはとりあえず田んぼに入って４つんばいになって10日間朝から晩まで草取りしてみてから同じこと言えるかな？って思っちゃいます。

化学物質過敏症でとか様々な理由で農薬を使っていないものを食べるや、ちょっとでも健康的な物を食べたいから無農薬栽培で作られた作物を食べる！！ってのは全然ありだと思います！！

酒井ファームの無農薬栽培で作っている理由もそこにありますしね（笑）選択肢は何個もあってそこから好きな物を選んで生きて行けばいいですしね。

ただ農薬＝悪って考えだけは持って欲しくないんです。

農薬があってくれて今の日本が飢餓に苦しまず生活出来ているんだってことだけをお伝えしたいなと思って書きました。

無農薬栽培をやっているから見える世界感、しんどいけど楽しい。

嫌になるとき、心が折れるときもあるけど、食べた人に美味しいって笑顔になって貰いたいからやって行けるんです。

慣行栽培も無農薬栽培もどちらも必要だし、自分の好きな農業を突き詰めて関わってくれている人たち、周りの人達を幸せに出来たら素晴らしいのかなーなんて偉そうな事書いちゃいました(^-^;

最終的に美味しい物食べて大好きな人・家族と一緒に過ごせたらそれだけで幸せじゃないですか(#^^#)

今ある当たり前の幸せを日々感じながらまた明日も頑張って行きましょう！！

無駄に長々と書いてしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。

是非酒井ファームのお米食べて見て下さい！！

あなたからのご注文お待ちしております。